日記帳

私がつけている日記は、一般的な日記とは少し勝手が違う。私の場合、今日のように帰宅してほっと一息つき、さて、なにをしようかという段に、本当になにもするべきことがないなあ。と思ったとき、ふと「私は日記をつけていたな。そういえば、」という具合で日記帳の存在を思い出し、古い引き出しからまた一段と古いノートをいそいそ引っ張り出すのである。だから最後に書いた記録の日付が半年前、なんてことは日常茶飯事である。なにしろ同じノートを六年以上も前から使っているのだ、私ですら最後の頁にいつになれば辿り着くのか皆目見当がつかない。そう、今日はこの日記帳の存在を思い出す日であった。ミルクを飲みながらふと忘れていたものが復元した。

それくらい今日はなにもない素晴らしい日だった。