センター現文で満点を取る方法

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某予備校の回し者ではない。

 

高校時代、私が通ってたのはド田舎のショボい進学校だったんだけど、マジで勉強するという行為が大嫌いだったから案の定落ちぶれて国立大進学を諦め、でも国語の偏差値だけは65を切ったことがなく、模試でも満点を叩き出すような、それだけが取り柄の学生だった。その甲斐もあってか、自分の中で問題に取り組む際のセオリーが高校時代に見つけたので、図々しくも私がお前たちに今日から使えるテクニックを伝授していきたいと思う。

 

まずはセンター現文の特徴を抑えておこう。

 

現文はボーナスステージ

例年通りならセンター初日の1時間目、受験生が1番緊張する瞬間に国語と対峙することになる。制限時間は80分、これを現文古文漢文で平等に分けるなら現代文で使える時間は40分だ。更に評論文で20分、小説で20分といったところか。今回は現文のみの焦点を当てるので古文漢文は無視とするが、敢えて言うなら漢文は満点を取らなければいけない教科だ。古文は年に左右される運ゲー以上。死ぬ気で点を掴んでいけ。

 

話は現文に戻る。その決して長いと言えない40分をやりくりして問題をほぐしていくわけだが、システムの問題。センター試験、マーク式である。つまり4~6択の解答候補から正解をマークしていくテストなのだが、まあこのシステムのナンセンスなこと。本来小学校で教わる国語の本旨とはなんだっただろうか?択から正解を選ぶ?間違った意見を潰す?ノーノー。本来現文、こと小説においては解答者の自由な発想が求められる教科。そもそも択を作って間違えを探し当てる行為を行う時点でこのテストはテストですらないのだ。では何か?そう、前述の通りセンターの現文はただの間違え探しだ。その気になれば100点満点など造作もないボーナスステージなのだ。新聞の欄外にあるのと同じ。小学生でもできる。では何故そんな稚拙な行為が大学入試で行われているのか?答えは明瞭、そのシステムにすら気付けず出鼻をくじかれる者が圧倒的に多いからである。作者の心情?情景の隠喩?そんなものはセンターに於いてはクソ程の役にも立たない。設問者が問いたいのは、何が・どのくらい・どの場面で、不適切な回答をしているのか。それだけだ。それではこの不毛な問題群から正解を導き出す正しい思考法のコーナーへ進もう。

 

思考を放棄する

諦めではない。つまりは自分の意見を持つな。ということ。これがセンター現文に於いて「最重要項目」だと思う。絶対、考えながら読んではいけない。考えた瞬間に正解に至る確率が激減する。上記の通り、センター現文は自分の思考が試される試験ではない。求められているのは文章の流れを掴むこと。例えるなら問題を解く途中のあなたは船頭だ。川の流れを把握しながら次のページへ素早く、舵を切る。間違っても流れに逆らってみたり、途中で止まってみたりしないのだ。先入観を捨てろ。文章をとりあえずは全て無感情で頭に詰め込め。それができたら、次のステージだ。

 

本文は一旦全て読め

センター試験、時間の配分については先程述べた。(個人的な理想は評論15、小説10、古文30、漢文25だが。)とりあえず評論と小説に20分ずつ使うとして、問題になってくるのが本文を読むスピード。私はここはしっかり時間をかけていいと思う。いや、15分でもいい、使うべきだ。センター現文が間違え探しならば、本文はさしずめお題の絵。お題の細部までしっかりチェックして設問に移るべきだ。段落ごとに切りながら設問に進む方法はお薦めできない。

 

 

本文を汚すな

よく学校や予備校教師が使う常套句に「本文をペンでしっかり汚せ!」というものがある。私は一切それをしない。するとしたら「だが・つまり」などの接続部を強調するくらい。まずペンを使うという行為が理解できない。センター本番に色ペンなど持ち込めない。何色も使い分けて丁寧に本文を塗り込む人がよくいるが、それは自己満足では?と高校時代ずっと思っていた。そして見よう見まねで本番を汚した結果、先述したように自分の先入観に縛られて誤りの回答を選ぶことになる。

 

5択はまず4択、そして2択に持ち込め

本文を無心でしっかり読み込み、さあ問題文だ。ここであなたは5択の選択を迫られる。適当に選んでも正解率は20%、これを100%の正解に昇華させるにはどうすればいいか?ここには一定のパターンがある。それは問題演習などで慣れるしかないが、まず本文を一回見ただけで誤りとみなせる択がひとつ、しかし必ず入っている。例えば「必ず・決して」という極端な文末表現がなされている択や、一般的な世界の常識から外れていたり、本文のどこの箇所にも書いていない部分が当たる。これを必ず消去すること。これであなたの手元に残ったのは4択、正解率が25%に上がった。5%しか変わってねえ。

次にその4択を2択に絞る。ここでもう1度本文に戻ってもいいだろう。ここの2択に含まれている間違いというのは、先程述べた、思考を放棄して本文に取り組めば簡単に気付ける2択だ。つまりここで先の戦術が活きてくるわけだ。具体的に言えば、本文をわざと難しい言い回しで言い換えた選択肢は、どこかに言い過ぎていたり、飛躍している箇所に間違いが隠れている。それを死ぬ気で引き摺り出せ。ここでやっと50%、ここからがあなたの真価が問われるところである。死ぬ気でついて来い、死なないから。

 

 

正解率50%の運ゲークソゲーに昇華させる1番大切な工程

センターの怖さ、それは完全に見当外れな解答でも、ニアミスでも、等しく均等に0点であることだ。こと現文は1問の配点が驚異の8点。気が狂ってる。20%で当てても、50%で外しても、得点で勝つのは前者。センターはクソ。

そう愚痴ばかりいってても仕方がない。この2択を当てることを考えよう。最後に残るのは、きっとどちらも非常に似通ってて、当たり障りのないやんわりとした文章であろう。その時どこをみるか。そうだ、今しかない。放棄していた思考を取り戻すしかないのだ。

自分の脳で考えるっていうのは結構怖い。いかに普段からドップリ大衆に浸かっているか。脳が常識に囚われている方が勝ちだ。ここで脳をフルに回転させて一字一句、2択を読む。そして一つずつ本文と照らし合わせる。どちらもそれっぽいことを言っているだろう。それが設問者の狙いだ。あなたはここで初めて「間違い探し」ではなく「正解探し」をやる。まず設問をいくつかのパーツに分けるそしてそれぞれ本文と照合し、合っている部分に丸をつけていく。その合計が多い方の択が正解である。最後の最後であなたの思考を問う。センター試験、粋である。

 

現文の鬼門は1問目

この理論で私は大体満点を取ってきた。だが最大の障壁が一つあった。それが1問目だ。そう、漢字と語彙選択問題。これがマジで鬼門。年によって明らかに点数調整を狙った難問に出会った時が最後、一気に運ゲーに持ち込まれる。個人的に8点を落とすより3点を落とす方が屈辱であった。

 

 

 

以上である。つらつらと言いたいことだけ言わせて貰ったが、個人的には国語は嫌いにならないで、1年間我慢して向き合ってほしい。本質的な文学というのは、点数で測られるものでは決してない。のびのびと、向き合いたいときに向き合える、そういうものだと思っている。日本人の美しい文学作品は世界に誇れるものだ。間違いない。是非、単純な話だが、これくらい満点取ってこい!